瓜谷 紫 選手

名前: 瓜谷紫
年齢: 21歳
出身: 埼玉県
現所属チーム: St.geoges FC
経歴: 大牧SSS→GRANDE FC→さいたま市立尾間木中学校→埼玉県立南稜高校→さいたまSC→St geoges FC

Q:マルタ(国外)でプロトライアルに挑戦しようと思ったきっかけは?

A:小学生の頃から海外でサッカーをしてみたいという目標があったため。

Q:プロ契約で長年の目標は達成したが、その実感はあったか?

A:家族やお世話になった方々、友人などに報告して喜んでもらえた時はすごく嬉しくて実感はありましたが、同時にスタートラインに立ったという緊張感をかなり大きく感じていたので思っていたほど大喜びは出来ませんでした。

Q:日本とマルタサッカーの違いは感じる?

A:まったく別物だと思うくらい感じます。単純にフィジカルの差もそうですし、試合中のリズム感、雰囲気など色々なところに違いを感じます。

Q:実際にプレーをしてみて自分に何が足りないと思うか。

A:貪欲さが足りないとは感じます。海外でプレーしている方は多くの人が言うと思うのですが、やっぱり外国人の選手は自分が目立つことに貪欲です。FWならシュートに貪欲だし、ボランチなら球際の勝負に貪欲です。そういった濃い個性に掻き消されないためにも自分ももっと貪欲にならないといけないと感じます。

Q:言葉の壁はどういう時に感じる?

A:僕は試合中、練習中よりもそのあとのシャワールームだったり移動中の車内とかの方が感じます。日本とはちがう感性でジョークを言ってきたりするのでどこが面白いのか分からなかったり、逆に向こうは笑わすつもりで言ってなくても自分にとっては面白かったりすることもあります。なのでそういった面で言葉の壁もありますし、あとは文化の壁もあるかなと思います。

Q:今はマルタでプレーをしているが、今後のビジョンは考えているか。

A:どこの国でプレーしたいとかはありませんが、僕の中でサッカーをする上での優先順位がお客さんの数とプレーするスタジアムやピッチのクオリティなので、沢山お客さんがいて、とても良いスタジアムでプレーできるチームに行きたいと思っています。

Q:マルタの治安などマルタについて教えてください。

A:僕は海外に出たのが今回が初めてなので他の国と比較することはできませんが、何か事件に巻き込まれたりするようなことは無かったので治安はとても良いと思います。
どこの海に行っても水が透き通っていてとても綺麗です。また、一年通して気温が日本よりも暖かいのでとても過ごしやすいです。

Q:これから海外へチャレンジしようと思っている選手へのアドバイス。

A:日本人の技術ならどこの国に行っても通用すると思います。それは海外でプレーするほとんどの人が感じていて色々なところで発信していると思います。そこで差が生まれるのがサッカーを知っているか、考えてプレーできるか。の部分だと思います。技術や能力だけでは活躍できない人も沢山います。逆に頭を使える選手はどこにいても生き残っていけます。日本人なら技術、ポテンシャルを持っているのは当たり前、そこからさらにそれをどう活かすか、どうチームに還元するかを考える癖をつけることが大切だと思います。